ロンドン大学東洋アフリカ研究学院

英国における日本研究の歴史は、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院なくして語ることはできません。

学院は、英国で日本研究が始まったその日から現在に至るまで、その進歩の要となってきたのです。セインズベリー研究所がイングランド北東部で設立されたばかりの頃、 その発展のためには学院からの支援と励ましが不可欠でした。研究所のロンドン・オフィスは学院内にあり、2012年頃まではロバート&リサ・セインズベリーのフェローのほとんどは学院を拠点とし、学院の上級研究員から研究に関する指導を受けていました。学院長は元セインズベリー研究所理事であり、学院の研究者は研究所で開催される国際会議やワークショップに定期的に参加しています。特に2003年から2016年まで開催された日本の芸術に関する東芝レクチャーシリーズでは、1か月の間に1人の研究者が3回の講演を行いました。つまり、通常、1回目の講演をロンドン大学東洋アフリカ研究学院で、2回目を大英博物館で、そして最後に研究所のあるノリッチで講演を行うというものでした。また、学院との思い出深い合同イベントに「東北」と題した写真展があります。これは、ブルネイ・ギャラリーにおいて東日本大震災後に開催されたもので、様々な日本人の写真家によって撮影された被災状況の写真を取り上げました。オープニングイベントでは、学院のブルネイ・ギャラリーに隣接する屋上にある日本式庭園において、この災害の影響について思いを巡らし、犠牲者やそのご家族のために祈りを捧げました。